実は!「産後の骨盤矯正」って
そんなに重要じゃないんです!!
例えば産後ケア先進国のフランスでは
産後は病院でリハビリをします。
その時に骨盤矯正なんてしません。
なぜ、産後ケアで本当に重要なのは
骨盤ではないのか…
当院では、産後ケアで本当に
重要な箇所に着目しそこを含め
全身の調整を行います。
このお話を知る事で
本当の「産後ケア」を知る事が出来ます。
まず、そもそも出産で開いた骨盤は
基本的には自然に戻ります。
骨盤が戻らず開いたままなら
まともに歩けません(^^;
でも、お腹引っ込まないし
腰も痛い…なんて方は多いはず。
それも、よく言う「骨盤が開いてるから」
お腹がポッコリ出てる というわけではなく
骨盤内部の「骨盤底筋」という筋肉が
緩んで内臓が下がっていることが原因です。
腰が痛いのも、骨盤が開いているからではなく
骨盤の関節「仙腸関節」が緩んでいる事と
抱っこや授乳の態勢で筋肉や関節が固まるのが大きな要因。
何でもかんでも骨盤が原因じゃないし
骨盤矯正すれば何でも治るわけではありません。
実は、本当に大事なのは骨盤というより
「股関節」なんです!
なぜなら、骨盤の動きの要は
「股関節」だからです。
そんな股関節も分娩でかなり緩みます。
だからむしろ「股関節の歪み」
の調整が重要。そもそも
骨盤の関節「仙腸関節」は数ミリしか動きません。
なのに骨盤が歪んで足の長さが数センチずれてる・・・
って話もよくありますがこれも
骨盤単体が歪んでいるわけではなく
背骨や股関節の問題もあって
骨盤が傾いたりしているわけです。
だから当院では
「股関節」を主体に頭蓋骨・内臓含め
全身の調整+緩んで弱ってしまった
体内部の筋肉の回復(エクササイズ)を
行ないます。
これが本当の意味で産後の体を元に戻していく
ための産後ケアなんです。
結論、
骨盤矯正って世間一般で言われているほど
万能じゃないですよ(^^;
この記事へのコメントはありません。